伝える系の英語とnote, notice, notification…の使い分け

投稿日:
英語
ウェブ制作
HTML
本記事はQiitaから引っ越しました。

伝える系の英語とnote, notice, notification…の使い分け

はじめに

「コメントを書く」「言及を行う」「情報を述べる」「説明を書く」あたりの英語(主に名詞)が混同するので、まとめました。

特に、

<div class="note"></div>
<div class="notice"></div>
<div class="notification"></div>

あたりはいつも悩むので、note系とそれ以外でまとめました。

これ系の命名ガイドラインみたいなのがあるかもしれませんが、 使用頻度、結論は筆者のセンスによる独断なので、 「これもよく使う」「いや、こういう用途でははこの命名が鉄板」、とかがあれば教えてください。

本題

響きに“note”を含んでいるもの

※「使用頻度」はHTMLのクラス名としてよく見かけた記憶がある、程度です

英語意味使用頻度補足
note記録、ノート、書き込みフォーマル。伝える気はあまりない
notice通知、警告カジュアル。伝える気がある
notification通知
notify知らせる、通知する×動詞
notation表記法、表示法、記法、記譜法×
annotation注釈
notion概念×

その他通知、コメントっぽいもの

英語意味使用頻度補足
memo手控え、覚え書き
memorandum覚え書き、備忘録、メモ×
memoranda報告書、意見書、覚書×memorandum の複数形
text教科書、本文とりあえず本文っぽい要素につける
description記述、描写、説明meta文言の決まり文句でもあり、本文クラスにもよく使ってる
comment論評、解説、説明コメントアウトとの使い分けに注意
caution用心、注意、警戒、警告「※」が付くものには最適かも
warning警告、注意
alert警報
attention注意、注目
remark注目、関心 / 意見、見解、所見
acknowledgement謝辞、受け取りの通知証明、領収書、礼状×論文の謝辞
mark記録をつくること、しるしをつけること、目印を置くこと
ad広告広告(略語)
advertising広告、広告業×広告
advertisement広告広告
point out指摘する
commentary注釈、解説、注解書、コンメンタール×
supplementation補足、補遺、増補、付録、付記×
explanation説明、釈明×
appendix付録、追加、補遺基本、付録の意味でのみ(論文の付録セクションとしては一般的)

よく書くHTML(偏見)

<aside class="appendix">
  <h1 class="heading">追加資料</h1>
  <p class="warning">警告: あくまでも自己責任でお願いします!</p>
  <p class="description">本章では追加の資料を記載します。</p>
  <p class="notification">これは2015年10月4日に書かれた記事です。<br />古くなっている可能性があるのでご注意ください。</p>
  <div class="content">
    <p>ここが本題。サンプルサンプル。</p>
    <p class="comment"><small>(もっと完璧な説明を書きたい…。)</small></p>
  </div>
  <p class="notice"><small>※これはサンプルです</small></p>
</aside>

まとめ

他を調べきれてないので早急な結論ではありますが、 「伝えたい」という要素のクラスにはnotice、 「参考程度の情報」という要素のクラスにはnote が最適だと思います。

参考・転載元

ことのはの散策 in 情報,工学,諸々: 2014年1月notation: 表記法,表示法,記法

著者紹介

岩淵夕希物智 butchi_y

言語を作る博士(工学)

ART, Research, Techの人

広告
広告